テンテン、ランドセル食べるのやめろ~自粛期間について①~
「目標をセンターに入れてスイッチ」
何度も繰り返す。
「目標をセンターに入れてスイッチ」
「目標をセンターに入れてスイッチ」・・・
3月の半ば、僕は誰もいない部屋で一人、繰り返していた。
「この休み期間中に碇シンジくんの物マネできるようになって、みんなを見返してやるんだ…!!」
僕は、本気だった。
「…………ッ!!!ハヤナミィッ!!ハヤナミィッ!!ハヤナミィッ!!ハヤナミィッ!!ハヤナミィッ!!ハヤナミィッ!!ハヤナミィッ!!ハヤナミィッ!!ハヤナミィッ!!ハヤナミィッ!!ハヤナミィッ!!ハヤナミィッ!!ハヤナミィッ!!ハヤナミィッ!!ハヤナミィッ!!ハヤナミィッ!!ハヤナミィッ!!ハヤナミィッ!!ハヤナミィッ!!ハヤナミィッ!!ハヤナミィッ!!ハヤナミィッ!!ハヤナミィッ!!ハヤナミィッ!!ハヤナミィッ!!ハヤナミィッ!!ハヤナミィッ!!ハヤナミィッ!!ハヤナミィッ!!ハヤナミィッ!!ハヤナミィッ!!ハヤナミィッ!!ハヤナミィッ!!ハヤナミィッ!!ハヤナミィッ!!」
我ながらかなりいいところまで来ていると思う。が、やめた。
いや、普通に考えてやばいだろこんなん連呼してたら。
しかし、冷静になったとき何もできないのはただの臆病者でしかない。
いつだって未来に対する覚悟をしている者が、現在に挑戦することができる。
足先立ち(つま先立ちではなく足指のみで立つこと)を頑張って習得することにしました。蹴りで人を刺したいので。